宇都宮東病院

文字の大きさ

お問い合わせ一覧

お知らせ

宇都宮東病院

2021年1月 1日

新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。理事長として初春を迎えられたことを職員、スタッフおよび関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
 さらに北斗会の医療サービスを受けられた患者様および受診者様、ご利用者様並びにご家族の皆様におかれましては、つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 昨年はまさに医療界にとって激動の年になりました。それは新型コロナウイルスの流行であり、予想もできないほどのスピードで全世界に流行が広がりました。当法人も感染対策を第一に考え、職員一同その職務にあたっていただいたことに深く感謝申し上げます。

 一方、当法人の各施設をご利用いただいている皆様には大変ご不便をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。
コロナ禍にある現状では、早期のワクチン開発および臨床応用が望まれますが、それまでは感染対策を十分に行った上で、医療・福祉サービスを切れ間なく行ってまいります。本年も皆様が安心してご利用できる施設の維持に努めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 健診センターでは、年末から正月にかけてMRI装置を新しい機種に入れ替えました。MRI装置は放射線を使わず、巨大な磁石を用いて撮影するため、放射線被ばくがない安全な装置です。以前の機種は導入から12年が経過しており、一人当たりの検査時間が長くかかったため受診される皆様の苦痛のひとつでした。更新後は性能向上により受診される皆様の負担軽減に加え、診療に役立つ高品質の画像とレポートの提供をさらに目指す所存です。装置の稼働は1月12日からを予定しておりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 7月には1年延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されております。コロナ禍で開催が危ぶまれている中、国民をあげての一大イベントですので、実現されることを祈っております。開催された暁には、ぜひ皆様と一緒に日本を応援したいと思います。

 医療法人北斗会にとって、最も大切なものは人材です。これからの組織の活性化のためにも新しい人材を常に受け入れること、あるいは法人内部での人事交流を行うことは必要不可欠です。北斗会を支えてくださっている多くの職員、および関係者の皆様が「北斗会で働いて良かった。」「北斗会を利用して良かった。」と思っていただけるような組織づくりをこれからも目指してまいります。
 法人の理念である「よりよい医療を地域の方へ」を実践していくためには、引き続き人材育成や働きやすい職場環境整備などを通じて、さらなる医療サービスの向上を目指します。これからも皆様方、職員や関係者の皆様のご意見、ご指導を賜りながら、一歩一歩、北斗会の発展のために進んで行きたいと思っております。新型コロナなんかに負けずにみんなで頑張ろう!
 最後になりましたが、新しい一年が皆様方にとって充実した良き年でありますこと祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。

理事長 藤沼 澄夫