宇都宮東病院

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宇都宮東病院

2024年1月 1日

新年のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。
 理事長として初春を迎えられたことを職員、および関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
さらに北斗会の医療サービスを受けられた方々およびご家族の皆様方におかれましては、つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症が昨年5月に、感染症取り扱いの2類から5類に変更されました。インフルエンザと同等の対応になりましたが、いまだに根絶されることはなく、周期的な流行があり今後とも感染対策が必須です。また、インフルエンザが昨年8月頃から増え始めておりますが、法人として感染対策を十分に行った上で、医療・福祉サービスを切れ間なく行ってまいります。
 どうぞ本年も皆様が安心してご利用できる施設の維持に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 昨年6月に144床の宇都宮介護医療院を開設しました。向田院長を中心に介護、医療スタッフの充実した人材や設備を整えて順調なスタートを切ることができ、皆様に愛される地域医療サービスの向上を北斗会として果たせていると自負しております。

 健診センターでは、今年4月よりAI技術を導入した新しい胃カメラを一部に導入します。今やAIの技術は人間の能力を超えたレベルまで進化しております。胃カメラの領域でも胃癌発見に人工知能であるAIを併用することにより、見逃しの少ない検査法として期待されています。胃カメラや大腸カメラは年々、受診者数が増加しており、4月からは新たに消化器内科医を増員いたします。地域の皆様方に安心して受診していただけるよう努力してまいりますとともに、より良い医療サービスを今後も目指してまいります。

 北斗会にとって最も大切なものは人材です。新しい人材を常に受け入れ、職種間の垣根を超えた人事交流をはかり、組織を活性化していくことが大切です。法人の理念である「よりよい医療を地域の方へ」を実践していくためには、引き続き人材育成、働きやすい職場環境整備などを通じて、さらなる医療サービスの向上が必要だと思っております。
 これからも皆様方のご意見、ご指導を賜りながら、一歩一歩着実に進み、「北斗会で働いて良かった」「北斗会を利用して良かった」と思っていただけるような組織づくりを目指してまいります。

 末筆になりますが、皆様方のご多幸を心より祈念し、私の新年のご挨拶とさせていただきます。



理事長 藤沼 澄夫