高齢福祉便り(高根沢版)

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北斗会広報誌

高齢福祉便り(高根沢版)

いつまでも食事を楽しみたい!「言語聴覚士って?」

2018年12月 5日

はじめまして。作業療法士の木村です。

だんだん寒くなり、これからの季節お鍋やクリスマスケーキ、年越しそば、お餅など、美味しいものが沢山あって楽しみですね。

でも、注意してほしいことは、「誤嚥(ごえん)」や「窒息」です。

「そんなの私には関係ないわ」と思っている方でも

・食べ物が喉につかえそうになったことがある

・食事中や水分を摂った時にむせることが多くなった

・最近大きな声が出なくなった

・微熱が続いている

以上に当てはまる方は注意が必要です。もしかしたら飲み込む力が低下しているサインかもしれません。

当施設では、9月から言語聴覚士がリハビリスタッフの仲間に加わりました。言語聴覚士は食事を美味しく食べたり、言語や認知機能に関するリハビリを行う専門性の高い職種です。仕事内容は多岐にわたりますが、今回は食事に関するお話に絞って紹介します。

食べ物や飲み物、唾液等が気管に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)と言い、誤嚥(ごえん)が原因で起こる肺炎を誤嚥性肺炎と言います。年齢と共に飲み込む力が弱くなってしまう上に、個々のご利用者のご病気等も加わり、誤嚥(ごえん)性肺炎を起こしやすくなるため、言語聴覚士はその方に合った方法でリハビリを行っています。リハビリを行うことで、安全に美味しく食事ができ、理学療法士や作業療法士の行う運動療法も頑張れる、というわけですね。

現在は週2回の勤務ですが、今後ニーズに合わせて当施設での勤務日数の増加も検討しています。ご興味のある方、ご質問ある方は些細の事でも構いませんので、当施設までお問合せください。理学療法士、作業療法士も在籍していますので、日常生活動作について、運動についてのご質問も常時受け付けております。お気軽にご相談ください。

美味しいものを安全に食べて、元気に冬を乗り越えましょう!

次の療法士課からのお知らせもお楽しみに。

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