2015年11月
世界糖尿病デー2015
2015年11月27日
11/14は世界糖尿病デー、11/14~20は全国糖尿病週間です。
当院では11/13、14の2日間に『糖尿病を知ろう』をテーマとしたイベントを開催しました。
11/13はミニ糖尿病教室。
管理栄養士・薬剤師・看護師・歯科衛生士・健康運動指導士がリレー形式で知恵や工夫を紹介しました。
糖尿病の3本柱(食事療法・運動療法・薬物療法)である薬物療法。
この薬物療法で処方される薬の話とお薬手帳の使い方、災害時のお役立ち情報などについて
お話しました。皆さん、とても熱心に耳を傾けてくださり、活発に質問もされていました。
11/14は①大須賀先生の講話②足型測定会③カフェコーナー④相談コーナーの4本立てといった内容です。
①糖尿病は生活習慣病の一つであり、その人口は予備軍も含めると5人に1人が該当するといわれています。
糖尿病とはどんな病気なのか、そしてその治療方法の歴史から現在に至るまでの経緯を分かりやすくお話くださいました。
講話の後は先生が一人ひとりの質問を確認し、一人ひとりのためのオーダーメイドの回答を丁寧にお答えくださいました。
②スーパースポーツゼビオ宇都宮細谷店のご協力により開催されました。
測定器に乗ること30秒、足の健康状態が分かります。
いつまでも自分の足で歩くために、足に合ったシューズ選びが大切だと感じました。
③ミニデザート教室として、ローカーボ(低糖質)のスイーツを提供しました。
小さな喫茶スペースでしたが、スイーツと飲み物を囲み、話が弾んでいました。
④相談コーナーでは運動後の低血糖についての、ご相談がありました。
私たちは日頃のやりとりから患者様の「やる気をおこすきっかけ」が導き出せるよう努めています。
糖尿病治療には、仲間や医療スタッフとのチームワークが不可欠です。
私たちはこれからも患者皆様のより良い糖尿病治療のために『前進あるのみ』です。
糖尿病友の会『おはな』の活動日記
糖尿病友の会おはな年間活動計画2015
2015年11月17日
【高齢福祉部通信36】絵手紙クラブ活動とコミュニケーションについて
2015年11月 5日
入所型施設は、ともすれば人間関係(利用者と職員・利用者相互)が固定し、生活のリズムもマンネリ化する傾向にある。利用者の日常生活に変化をもたらすことが求められるが、その有効な取り組みが「ボランティア活動」の導入であろう。ボランティア活動は施設本来の業務をボランティアに依存するのでなく、利用者の生きがいやコミュニケーション力の向上など、施設では対応が難しい面について外部の力を借りて行おうとするものである。
宇都宮シルバーホームでは約2年前から、県シルバー大学卒業生の絵手紙クラブOBに依頼して「寄り添いボランティア」として利用者との交流や時間を考えて「絵手紙」を描く活動を続けている。この活動を通して利用者間やボランティアとの交流やコミュニケーションが図られ、楽しみにしている利用者も多い。
「下手がいい」「大きく描く」「心の一言」を添える、をモットーとして活動を展開、さらに家族会の際の家族を対象に「絵手紙」活動を紹介し好評を得ている。これらの活動は利用者の生活意欲の向上や生きがい、利用者相互の交流さらに職員の気づきにもつながっている。
今後、利用者のニーズに即した活動の展開について検討し、活気のある施設生活の構築を目指したいと思う。
高齢福祉部通信