2016年3月

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北斗会広報誌

2016年3月

「高齢福祉部通信」休止のお知らせ

2016年3月31日

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。


さて、ブログを更新しておりました 医療法人北斗会 高齢福祉部 顧問 山田 昇 が、

3月31日をもちまして退任となりました。

それに伴いまして、「高齢福祉部通信」を休止させていただくことになりました。

長らくご覧下さった皆様、ありがとうございました。


引き続き、四つ葉のクローバーでは、最新情報を掲載しております。

今後ともよろしくお願いいたします。

高齢福祉部通信

さくらもち作り

2016年3月27日

3月18日(金)、宇都宮シルバーホーム通所リハビリテーションでは、毎月恒例の調理クラブでさくらもちを作りました。

ご利用者2名にあんこを丸めていただき、生地をホットプレートでお一人ずつ焼いていただきました。
広げた桜の葉に生地を重ね、あんことホイップクリームを包み、さくらもちが完成です。

上手にできあがったさくらもちに、ご利用者からは「さくらの葉のいい香りするね」「美味しい」との声が聞かれ、楽しいひと時を過ごすことができました。


さくらもち作り.jpg

高齢福祉便り(宇都宮版)

介護川柳大会の表彰式が行われました!

2016年3月 4日

 

210日(水)

一般社団法人キャリアサポートセンター主催の介護川柳大会表彰式が

高根沢シルバーホーム内にて行われました。

 

今回表彰されたのは、当施設のクリーンスタッフ 片桐達哉さん

 受賞された句がこちら「ありがとう その一言が やりがいに」

 

IMG_0771.JPG



 この介護川柳大会は 施設利用者部門、利用者の家族部門、介護施設職員部門の3部門があり、表彰は部門別に優秀賞が1名と最優秀賞1名の計4名で、今回表彰された片桐さんは介護施設職員部門で優秀賞を受賞されました。

 

 なんとこの3部門で応募総数約120句の中から選ばれたそうです!

 片桐さん受賞おめでとうございます!!!

 

IMG_0773.JPG


一般社団法人キャリアサポートセンター主催の介護川柳大会、今後も開催される予定ですので、興味がありましたら皆さんも応募してみてはいかがですか?


高齢福祉便り(高根沢版)

紅白茶巾しぼり

2016年3月 3日

2月20日(土)、宇都宮シルバーホーム通所リハビリテーションでは、お料理クラブで、ご利用者と紅白茶巾しぼりを作りました。

数名のご利用者に、蒸した里芋をつぶしていただいたり、あんこ丸めていただいたりしました。紅白の茶巾ということで、食紅でつぶした里芋を赤色に染めました。ご利用者お一人お一人に、あんこを里芋で包み絞っていただき、完成です。

里芋を使用しているため、甘さ控えめで上品な味に仕上がりました!

いつもと一味違ったおやつをいただきながら、お話にも花が咲き、みなさんの笑顔が見られたおやつ作りとなりました。



紅白茶巾しぼり デイ.jpg

高齢福祉便り(宇都宮版)

【高齢福祉部通信40】認知症鉄道事故 家族を免責(最高裁判所)―愛知県大府市 認知症男性(当時91歳)「要介護4」―

2016年3月 3日

 3月1日最高裁第3法廷は、当時85歳だった妻がうたた寝をした隙に外出・徘徊し駅構内で電車にはねられ死亡、JR東海が遺族側に損害賠償を求めた訴訟に 「免責」の判決が下りました。民法は責任能力のない人の与えた損害は「監督義務者」が賠償する旨を規定していますが、認知症の徘徊のように注意していても防ぎきれない事故の賠償責任までは負わないとする今回の判決は、在宅介護の現場に影響を与えそうです(3月3日付各新聞報道)。


認知症の高齢者は国の推計によると現在約520万人、2025年には約700万人(65歳以上の高齢者5人に1人)とされていますが、在宅介護の困難さを改めて考えさせられます。徘徊防止と身体拘束、高齢者虐待防止法との関係、高齢の配偶者が認知症の高齢者を介護することの困難性、介護疲れによる殺人や心中事件など、今後どのような対応と支援が必要なのか、本格的な対応が求められます。


国は特養等の整備を約40万床増設する構想ですが、そう簡単に増床が図れるとは考えられません。その代替的な施設が介護サービス付き有料老人ホームなどですが、先般の介護職員による殺人事件やその他の不祥事が多発しています。サービス提供量に人材と質・レベルがついていかない結果でしょうか?


認知症の在宅介護の困難性を多方面から審議・検討した今回の最高裁判決は、関係者に好意的に感じられているようですが、ここで注意しなければならないことは「在宅介護と施設介護の相違」です。施設は家族などとの契約によってサービスを 提供するものであり、常に介護の責任が伴います。在宅のように「賠償責任が免責」されるわけではありません。


個別支援とリスク管理・マネジメントの視点から認知症の対応を改めて考え直す必要があります。

高齢福祉部通信

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