2013年9月
糖尿病教室 ~with~
2013年9月25日
9月21日、糖尿病教室を行いました。
今回は、看護部が担当しました。
参加者は患者様、スタッフ合わせて20名。
患者様とスタッフでグループを組み、『トス・ガニアン』というゲームを行いました。
トス・ガニアンは、すごろくのようなゲームでサイコロを振り、コマを動かし、止まったマスの質問に答えながらゴールを目指すものです。
質問の内容は、糖尿病に関するものやその他雑学のものもありました。
参加された患者様からは「遊びながら楽しく糖尿病の勉強ができた!」などの声が聞かれました。
また、後半はお茶会を行いました。
1単位分(80kcal)のスイーツとお茶をいただきながら、様々な話で盛り上がっていました。
とても楽しい時間を過ごすことができました。
糖尿病友の会『おはな』の活動日記
十五夜
2013年9月19日
「十五夜」は、中秋の名月を鑑賞する他、これから始まる収穫期を前にして、収穫を感謝する初穂祭としての意味あいがありました。9月頃に収穫される「芋」をお供えすることから「芋の名月」とも呼ばれています。
現在では、満月のように丸い月見団子と魔除けの力があるとされたススキを伴えるのが一般的な「十五夜スタイル」です。
宇都宮シルバーホームでは、9月17日(火)に十五夜のお団子を作りました。
「耳たぶの軟らかさになるまで」と言いながら生地を捏ねていました。お団子を丸める作業では、数人のご利用者が協力して同じ大きさになるように丸めました。周りで見学している方は、「もっと大きい方がいいよ」などアドバイスをしてくれました。
みんなであんこを絡めたお団子を試食しました。「ちょっと硬いけど美味しいわ」と召し上がっていました。
高齢福祉便り(宇都宮版)
「傾聴強調月間」について
2013年9月16日
先般、某特養の職員研修会に招かれ「利用者のつぶやき。独り言」にどう対応しているかを学習しました。大部分の介護職員は「できるだけ話を聴いて、丁寧に対応したいと意識はしているつもりだが、忙しくてゆつくり話を聴いている時間がない」「毎回、同じこと、内容なので、つい聞き流してしまいがちで反省することがある」「何を話しているのか良く分からないので・・・」というものでした。そのような結果が利用者サイドからすれば「職員が良く話を聴いてくれない」「冷たい」「人情が薄い」というイメージにつながるのかもしれません。
利用者にとつて家族と離れ、慣れない施設での生活は容易なことではないでしょう。愚痴や思い出や昔話を聞いてくれる人がいて「ほっと」した瞬間を感じるのかも知れません。話したいと思っても職員が忙しそうにしていたら,つい遠慮しがちです。
施設の生活を楽しく、豊かに過ごしていただくための行事やイベントなども大事ですが職員一人ひとりが利用者の「つぶやき」に耳を傾け、不安や悩みにできるだけ応えることが重要でしょう。宇都官シルバーホームでは、昨年度からボランティア活動の受け入れとして「寄り添いボランティア活動」を進めています。午後の短い時間ですがボランティアの皆さんが共にお茶を飲みながら利用者とのお話し合い・交流を図ろうとするものです。日頃、外部の人とのコミュニケーションが不足している中での交流は好評のようです。ボランティアの方も特に知識や技術が必要なわけではありません。
9月は「老人福祉週間」の月です。敬老の日のお祝い行事やプレゼントも大事ですが、利用者の「つぶやき」に真心を持って対応する「傾聴強調月間」にできればと考えています。寄り添いボランティアも募集中です。気軽にお問い合わせください。
高齢福祉部通信