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【高齢福祉部通信36】絵手紙クラブ活動とコミュニケーションについて

2015年11月 5日

 入所型施設は、ともすれば人間関係(利用者と職員・利用者相互)が固定し、生活のリズムもマンネリ化する傾向にある。利用者の日常生活に変化をもたらすことが求められるが、その有効な取り組みが「ボランティア活動」の導入であろう。ボランティア活動は施設本来の業務をボランティアに依存するのでなく、利用者の生きがいやコミュニケーション力の向上など、施設では対応が難しい面について外部の力を借りて行おうとするものである。


宇都宮シルバーホームでは約2年前から、県シルバー大学卒業生の絵手紙クラブOBに依頼して「寄り添いボランティア」として利用者との交流や時間を考えて「絵手紙」を描く活動を続けている。この活動を通して利用者間やボランティアとの交流やコミュニケーションが図られ、楽しみにしている利用者も多い。


「下手がいい」「大きく描く」「心の一言」を添える、をモットーとして活動を展開、さらに家族会の際の家族を対象に「絵手紙」活動を紹介し好評を得ている。これらの活動は利用者の生活意欲の向上や生きがい、利用者相互の交流さらに職員の気づきにもつながっている。


今後、利用者のニーズに即した活動の展開について検討し、活気のある施設生活の構築を目指したいと思う。


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