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「傾聴強調月間」について

2013年9月16日

 「私、なぜ、この施設に入つているの」「きっと、家族は私がいると面倒なので、ここに入れたのね」。これは高齢者福祉施設(特別養護老人ホーム・老人保健施設など)入所者に多い「つぶやき」のひとつです。尋ねられた職員はどう答えるでしょうか?
 先般、某特養の職員研修会に招かれ「利用者のつぶやき。独り言」にどう対応しているかを学習しました。大部分の介護職員は「できるだけ話を聴いて、丁寧に対応したいと意識はしているつもりだが、忙しくてゆつくり話を聴いている時間がない」「毎回、同じこと、内容なので、つい聞き流してしまいがちで反省することがある」「何を話しているのか良く分からないので・・・」というものでした。そのような結果が利用者サイドからすれば「職員が良く話を聴いてくれない」「冷たい」「人情が薄い」というイメージにつながるのかもしれません。
 利用者にとつて家族と離れ、慣れない施設での生活は容易なことではないでしょう。愚痴や思い出や昔話を聞いてくれる人がいて「ほっと」した瞬間を感じるのかも知れません。話したいと思っても職員が忙しそうにしていたら,つい遠慮しがちです。
 施設の生活を楽しく、豊かに過ごしていただくための行事やイベントなども大事ですが職員一人ひとりが利用者の「つぶやき」に耳を傾け、不安や悩みにできるだけ応えることが重要でしょう。宇都官シルバーホームでは、昨年度からボランティア活動の受け入れとして「寄り添いボランティア活動」を進めています。午後の短い時間ですがボランティアの皆さんが共にお茶を飲みながら利用者とのお話し合い・交流を図ろうとするものです。日頃、外部の人とのコミュニケーションが不足している中での交流は好評のようです。ボランティアの方も特に知識や技術が必要なわけではありません。
 9月は「老人福祉週間」の月です。敬老の日のお祝い行事やプレゼントも大事ですが、利用者の「つぶやき」に真心を持って対応する「傾聴強調月間」にできればと考えています。寄り添いボランティアも募集中です。気軽にお問い合わせください。

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