高齢福祉便り(高根沢版)
お正月イベント part2
2019年1月18日
こんにちは!またまた戌年のネコ科好き 事務員、佐藤です。
前回に引き続き、当施設でのお正月イベントのご報告です。
(前回の記事→お正月イベントpart1)
1/13に2Fと1/16に1Fでお正月イベントの一環として、軽快な音楽と共にフロアを獅子舞が練り歩きました。
頭にかじりついて、その人に集まった厄や邪気をかじり取ってくれるという獅子舞。ご利用者の健康を願いながら、獅子舞で一人ひとり「ガブッ!」
かじりつかれたご利用者の方はとても喜ばれ大盛り上がりでした♪
当施設のイベントで使う備品はスタッフとご利用者で手作りすることが多いのですが、獅子頭は本物の木で出来ています。以前入所されていたご利用者のご家族から譲っていただきました。獅子頭の重さ約10キロ。屈強な(?)男性スタッフが獅子舞の中に入っていましたが、ご利用者一人ひとり周って歩くと最後は腕がプルプルしたそうです。最後まで安全に獅子舞を操っていただいた男性スタッフの方々ありがとうございました!
1年に1度各フロアに現れては頭にかじりついていく獅子舞ですが、普段は1Fのリハビリ室でご利用者の安全を静かに見守ってくれています。
佐藤
高齢福祉便り(高根沢版)
お正月イベント part1
2019年1月16日
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
こんにちは!昨年の干支、戌年の事務員 佐藤です。
お正月と言ったらおせち、お雑煮、そして・・・初詣!皆様は初詣に行かれましたか?
私は大田原にある大田原神社へ初詣に行きました。もちろんおみくじも引きました!
結果は大吉!!今年もよい年になりそうです♪
楽しいお正月を施設で味わっていただこうと、1/5に2F、1/16に1F。施設内で初詣を行いました。
施設2F会議室に、おみくじや鳥居、お賽銭箱を設置し、高根沢神社を作り、ご利用者の皆様に参拝していただきました。(お賽銭箱に入れるのはお金ではなく、スタッフ手作りの大判・小判です。)神主と巫女に扮したスタッフと神楽風の音楽で、雰囲気もかなり出ていました。
まさか会議室に鳥居があるなんて・・・皆様、会議室に入ると口をそろえて「あら~!」とびっくり!!
神社なのに病を治す薬師如来様がいらっしゃって、またびっくり・・・笑
鳥居の前で記念撮影をする方や、じっくりとお願い事をする方、おみくじの結果で盛り上がる方など。手作りの神社ではありましたが、初詣気分を味わっていただけたのではないでしょうか。
ちなみに、鳥居は基礎を私が作成し、ご利用者の皆様におはながみでお花を作っていただき、周りに貼り付けました。お花を付けることで、地味だった鳥居がおめでたい見た目になりました!
また、鳥居についている立派な しめ縄も男性ご利用者の方に作成していただきました。しめ縄を作っていただきながら昔の様子を思い出されていました。
お正月に限らず、季節のイベントはご利用者の皆様に大変喜んでもらえます。
今後もご利用者の皆様が安全で楽しく季節を感じられるような催しを考えていきます!
佐藤
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いつまでも食事を楽しみたい!「言語聴覚士って?」
2018年12月 5日
はじめまして。作業療法士の木村です。
だんだん寒くなり、これからの季節お鍋やクリスマスケーキ、年越しそば、お餅など、美味しいものが沢山あって楽しみですね。
でも、注意してほしいことは、「誤嚥」や「窒息」です。
「そんなの私には関係ないわ」と思っている方でも
・食べ物が喉につかえそうになったことがある
・食事中や水分を摂った時にむせることが多くなった
・最近大きな声が出なくなった
・微熱が続いている
以上に当てはまる方は注意が必要です。もしかしたら飲み込む力が低下しているサインかもしれません。
当施設では、9月から言語聴覚士がリハビリスタッフの仲間に加わりました。言語聴覚士は食事を美味しく食べたり、言語や認知機能に関するリハビリを行う専門性の高い職種です。仕事内容は多岐にわたりますが、今回は食事に関するお話に絞って紹介します。
食べ物や飲み物、唾液等が気管に入ってしまうことを誤嚥と言い、誤嚥が原因で起こる肺炎を誤嚥性肺炎と言います。年齢と共に飲み込む力が弱くなってしまう上に、個々のご利用者のご病気等も加わり、誤嚥性肺炎を起こしやすくなるため、言語聴覚士はその方に合った方法でリハビリを行っています。リハビリを行うことで、安全に美味しく食事ができ、理学療法士や作業療法士の行う運動療法も頑張れる、というわけですね。
現在は週2回の勤務ですが、今後ニーズに合わせて当施設での勤務日数の増加も検討しています。ご興味のある方、ご質問ある方は些細の事でも構いませんので、当施設までお問合せください。理学療法士、作業療法士も在籍していますので、日常生活動作について、運動についてのご質問も常時受け付けております。お気軽にご相談ください。
美味しいものを安全に食べて、元気に冬を乗り越えましょう!
次の療法士課からのお知らせもお楽しみに。
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高根沢シルバーホーム20周年感謝祭「介護予防 健康長寿を目指して~リハビリテーションの視点から」より
2017年12月 1日
この度、当施設の20周年感謝祭で「介護予防 健康長寿を目指して リハビリテーションの視点から」というテーマでお話をさせて頂く機会を得ました。その一部をご紹介したいと思います。
リハビリテーション=機能訓練と捉えてしまう人が多いようですが、リハビリテーションは機能訓練によって障がいを治すことではありません。障がいによって失われた機能を回復するという身体の機能的な目標だけを目指しているのではなく、一人の人間として生きる力を取り戻すことをも目指しています。障がいを負った人が失った機能を最大限取り戻せるように、取り戻せないにしても極力悪化しないように、そして障がいを抱えたままでもその人らしく暮らせるように、ということに力を注いできたのがリハビリテーションです。
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