高齢福祉便り(宇都宮版)
香りクラブ
2018年7月 4日
香りクラブは、香りを嗅ぐ機会を増やすことで臭覚から脳を刺激し活性化を促す事を目的とし、宇都宮シルバーホームで月に一度少人数で行っています。
年齢と共に衰える臭覚ですが、様々な香りに触れることで刺激されるリハビリテーションとなっています。3種類の香りを嗅ぎくらべると「何も匂わない」「いい匂いだ」「これは何の匂いだろうね」などの話で盛り上がり、講師の方が何の香りか伝えると「あーそうだ」と思い出されています。講師の方が、ご利用者にも簡単に出来るように準備していただいたものの中から色彩などを選び、香りを染み込ませた布やハーブを使い、季節の花や小物を作っています。手先が器用な方、そうではない方でも完成させることができ、できたものが「ラベンダー」の香りがして安眠を誘うと聞くと、「ん~じゃあ今日はよく眠れるわ」と笑いながら話され楽しい時間を過ごしています。
高齢福祉便り(宇都宮版)
小さな芸術、クレイクラフト
2018年6月25日
4月26日木曜日宇都宮シルバーホーム通所リハビリテーションでは、クレイクラフトの先生をお招きし活動を行いました。
あまり聞きなれないクレイクラフトですが、真っ白で柔らかな石粉粘土を使って様々なものを作る方法で、お花のブローチなどの小さなものから、人形やカゴなどの大掛かりなものまで、幅広い作品を作ることが出来るそうです。また、陶芸のように焼く必要がなく乾かすだけなので、とても手軽に取り組むことができます。今回は初めての活動ということで、3名のご利用者とともに、数種類のお花作りを行いました。楽しくおしゃべりをしながら和気あいあいと始まりましたが、次第に皆さんの口数が減り、気づけば黙々と作品作りに熱中していました。粘土はとても柔らかく手につかない素材で、いつまでも手の中で揉んでいたくなる触り心地です。1時間足らずで、それぞれ4輪のかわいいお花が出来上がりました。葉っぱをつけるところまで辿り着けませんでしたが、数日乾かした後葉っぱをつけて、デイルームに飾りたいと思っています。今後も定期的に先生をお呼びし活動していく予定です。
高齢福祉便り(宇都宮版)